搾取されない生き方を目指して
日経平均、ダウ平均ともに絶好調~!(by中畑清)ですね。
まあ、こういう相場になると決まって出てくるセリフが、
「なんで庶民は苦しい生活してんのに株価が上がるんだよ!」
です。
言いたいことは分からなくもないです。
私も株を始める数年前は同じようなことを思っていました。
しかし、株を始めた今は考え方が違います。
「株価の上昇により、庶民から搾取した利益を頂いております。」
ちょっと言い過ぎのような気もしますが、的外れでもないでしょう。
企業の利益は労働者が働くことにより得られます。企業が得た利益はそのまま全部労働者に配るということはせず、かろうじて生活できるだけの賃金を支払います。
そして、残った利益を設備投資や、自社株買い、株主への配当金支払い等に充てます。
いわば、本来労働者が受け取っていても良いはずのマネーを、株主になることによってとりこぼさないようにするという感覚でしょうか。
資本主義社会は弱者には厳しいっす。
投資を始めて搾取されたマネーを取り戻す。
マネーリテラシーの低い人は、労働だけすれば、生活を豊かにすることができると信じています。
もちろん、それでも十分豊かな生活は可能ですが、低賃金に喘ぐ今の社会では、それもなかなか叶いそうにありません。
投資をすることによって、働きながらも私たち労働者から搾取されたマネーを回収できますので、投資をしない選択はないと思うのですがいかがでしょうか。