米国には何十年と連続して増配を行ってきた企業が多数存在します。
そのような企業の配当利回りは高いものばかりだけでもなく、年2~3%といったところも多いように思います。
配当利回りがそれほど良いわけでもないのでその銘柄を買うのに躊躇しがちでしたが、よくよく考えてみますと配当目当ての人にとってもそんなに悪くない選択なののではという結論に達しました。
連続増配株は買いたいけど、配当利回りが自分の買う基準に足りないという方の悩みを解消します。
連続増配している米国株の威力
連続増配米国株の威力をモデルケースで検証してみました
モデルケースで考えてみようと思います。
ある時単価100ドルの株を1株買いました。その時の配当金は3ドル/年で配当利回り3%でした。
この企業は毎年増配を行い10年後には単価200ドル、配当金は6ドル/年で配当利回り3%になっていました。
この株を10年持っていても配当利回りは3%と変わりませんが、
最初に買った単価100ドルで計算しますと
配当金6ドル÷株価100ドル=6%となり十分な高配当となります。
連続増配株は将来満足のいく配当をもたらしてくれることでしょう。
ただしその企業が今後も増配を続けることができるのかの見極めも大事だと思います。
米国の連続増配株は長期間持ち続けるほど、スルメイカのように味がしみ出てくる。