
そんな質問にお答えします。
SPYD配当金【2021年】
2021年は3月に配当金が支払われており、
0.6362ドル(1株あたり)
でした。
SPYDは年に4回配当が出ます。
2021年残り3回の配当が今回と同配当になると仮定した場合、2021年にもらえる配当金の総額は、
2.5448ドル(1株あたり)
となります。
配当利回りは、現在(2021.4.8)のSPYDの株価39.12ドルを基準にして算出すると、
6.5%
となります。
SPYDとは
SPYDとは、S&P500銘柄のうち配当利回りの高い80銘柄に均等分散して投資しているETFです。
SPYDをおすすめしない人が増えました。 Twitterでは、 「SPYD売った」 とか 「SPYDはクソETF」 とかつぶやいている人が多くなり、SPYDのかつての人気ぶりに陰りがみえはじめました。 SPY[…]
SPYDの配当月と配当落ち日
SPYDの配当月は毎年
3月、6月、9月、12月
の4回となっています。
2021年のSPYDの配当落ち日は
3月19日
6月18日
9月17日
12月17日
となっています。
配当落ち日とは、配当をもらえる権利が無くなる日のことで、配当落ち日の前日までに購入しないと配当はもらえません。
過去のSPYDの配当金推移
SPYDは2015年より上場開始しています。
2015年は年度途中から上場のため割愛し、2016年からの年間配当金の推移を載せることにします。
2016年 1.5139ドル
2017年 1.4222ドル
2018年 1.6190ドル
2019年 1.7463ドル
2020年 1.6321ドル
私のSPYDに対する所感と今後の方針
現在私はSPYDを購入しておりません。
昨年の3月の暴落から夏ごろまで集中的に買い増しをしました。
現在は株価も暴落前の水準に戻りつつあるためかなりの含み益となっています。
今年3月の配当金からして、今年も高い配当率を維持できそうです。
ただ、SPYDの今後の増配率はあまり期待できないのではないかと個人的に思っています。
SPYDはS&P500銘柄のうち配当利回りの高い80銘柄に投資していますので、高配当でなくなった銘柄はSPYDから卒業し、新たな高配当
銘柄が加わるようになっています。
卒業した銘柄は株価が伸びていったゆえに高配当ではなくなったということになります。
一方、新たに加わった銘柄は増配したからではなく、株価が下がって高配当になったパターンが多いと思われます。
結局、成長していて増配余力がありそうな企業はSPYDから卒業し、成長力のない増配余力がなさそうな企業がSPYDに加わっていると
いうことです。
こういった特徴を持っているのがSPYDですので、増配率は良くないであろうことは想像できます。
ただし今後もSPYDは高配当ではあり続けると思います。年4%以上の配当率を維持し続けるでしょう。
私は配当の増配率も重視していますので、目先の高配当ばかりに注目しすぎないようにしています。
今後の私のSPYDの購入方針としては、
相場全体の株価が暴落した時にスポット買いする。
ということにしています。
この条件でしたら、超高配当でなおかつ今後の含み益も狙える時のみ購入することができ、SPYDの成長力の無さを補えると考えています。
まとめ
2021年3月のSPYDの配当金は0.6362ドルで年間配当率も5%以上見込めそう。
SPYDは高配当ですが、増配率は他のETFと比べて低そうです。目先のインカムゲインにこだわる人なら買いですが、10年以上の長い目で考えると他の高配当ETFの選択もありそうです。