IT企業を中心に銘柄構成されている米国のETF、QQQについてまとめてみました。
個人的には積立てにオススメです。
目次
QQQ概要
ナスダック100指数への連動を目指すETF
(運用元:インベスコ社)
ナスダック100について
組み入れ基準
-
- ナスダックのみに上場している
- 金融会社ではないこと
- 1日平均20万株以上の出来高があること
- 破産手続きをしていないこと
- 上場して2年以上経過していること
銘柄の入替
毎年12 月
配当
配当月:3月、6月、9月、12月
配当利回り
0.64%
(2020年8月1日現在、bloomberg調べ)
経費率
0.2%/年
QQQチャート(過去10 年)
(Yahoo financeより)
気持ち悪いぐらいの上昇っぷりです。
組入れ銘柄
(出典:bloomberg)
上位5銘柄で全体の約42%を占めています。上位銘柄の株価変動が、QQQの指数変動にかなりの影響を与えていることが分かります。
組み入れ上位5銘柄の過去10年チャート
①アップル
②マイクロソフト
③アマゾンドットコム
④フェイスブック
⑤アルファベット
(出典:Yahoofinance)
10年前にこの5銘柄持っていたら大金持ちやったのに、、、。

そりゃ結果論だろ❗️
業種比率
(2020年8月1日現在)
テクノロジーが半分近くを占めています。高配当ETFと違い金融、公益、不動産の割合が低いことが分かります。
QQQの特徴
- 指数の乱高下が激しい。
- IT企業が多い。
- 配当利回りは低いがキャピタルゲインが魅力
私が思うQQQのメリット・デメリット
メリット
イノベーションは今後IT関連企業から起こると思いますので、QQQを保有しておくことでその恩恵を受けることができます。
デメリット
インカムゲインは多くは望めません。
値動きが他のETFと比較して激しめ。下落時に我慢出来る強いメンタルが必要です。
喰わず嫌いでIT関連のETF、個別株を全く保有しないのは、イノベーションがもたらす果実を享受できない可能性があります。ポートフォリオにQQQのようなIT関連が多く含まれるETFを加えておくのもよいのではないでしょうか。
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