自動車の任意保険の中身を見直すべき
今、社会全体が不景気になって大変な事になっています。
その渦中で、先日自動車税の振り込み用紙が郵送されていました。
10万配るけど、税金は払ってね!
ということですが、これでは本当に苦しい状況にある人達を救えるのかと非常に疑問を感じているところです。
税金は払わなければならない事は重々承知しておりますが、なんだか釈然としないものがあります。
さて、自動車の任意保険についてなんですが、これは加入が義務では無いので入らなくても良いのですが、自賠責保険だけでは対人、対物の損害賠償金が足らなくなる恐れがありますので加入する必要があります。
対人、対物無制限は必要。車両保険は必要か?
今年の冬、私は不注意で駐車場で軽い事故を起こしてしまい相手方の車を傷つけてしまいました。そこで保険を使って直すことにしました。
自分の車も傷がついてしまったので、車両保険を使って直しました。
相手の車は対物保険、自分の車は車両保険という区分けになりました。
相手方の修理費がおよそ45万、自分の車の修理費がおよそ6万かかったようです。
当然保険を使ったので、等級が下がる事となりました。
20等級から事故アリ等級の17等級に下がり、保険会社に出向いてどれくらい掛金が変わるのか試算してもらいました。
結果は、月5000円程度の保険料が同条件で10000円に上がるとの事でした。
等級が20等級に戻るまで3年かかるので、単純に考えて3年で18万いかないくらいは余分に払わなければなりません。
(1年ごとに等級が上がりますので、1年経つごとに少しずつ掛金が下がります。)
車両保険で修理にかかった費用が6万程度ですので、保険使わず自腹で直した方が断然お得です。
今回は相手方の修理費が高いのでやむなく保険を使わざるを得ませんでした。もし自爆で自分の車のみ修理しなければならない状況であれば保険は使わなかったでしょう。
そこで、保険の内容を見直し、車両保険を外すことにしました。するとなんとビックリ
毎月3千円程度の支払い
で済むころになりました。17等級でこの金額ですから20等級に戻ればもっと掛金は安くなることでしょう。
車両保険は加入せず、貯蓄しておいた方が得
人によって状況は変わってくると思いますが、車両保険は加入せず、いざ事故で自分の車を修理する必要になったら貯蓄から修理費を賄った方が断然お得だと思います。
今、経済状況が悪く、少しでも出費を減らしていきたいのではないでしょうか。
皆さんも一度自分の自動車保険の中身を見直してみてはいかがでしょうか。