投資家に向いている人の特徴は?
機関投資家などのプロの投資家を除いた個人投資家として向いている人の特徴と、向いていない人の特徴を私なりに挙げてみようと思います。
投資家に向いている人の特徴①ー自分で考えて行動できる人
誰でも投資を初めてする時は、本を読んだり、有名な投資家の意見を参考にしたりする筈です。
それから投資の経験を積んでいくと、自分のスタイルが出来上がってくると思います。
自分にとって心地よく継続できるスタイルを確立できたら、それに従って投資を継続していく方が長い目でみた場合成功しやすいように思います。
自分で考えてたどり着いた投資方法は、人にどう思われようが貴重なものです。
色んな人の意見を参考にするのは良いですが、投資をするのはあなた自身です。
自分の考えに自信を持って投資していきたいものです。
投資家に向いている人の特徴②ー長期的な視野で投資できる人
毎日の生活の中で、投資の情報は嫌でも目に入ってきます。
毎日、毎日その情報に一喜一憂してしまうと、ついつい自分の投資方針を変えてしまいがちになります。
目の前の投資結果を気にし過ぎず、長期的な視野を持って投資していきましょう。
私も毎日株価を見ていますが、自分の投資の軸がブレないように気にし過ぎないようにしています。
投資家に向いている人の特徴③ー計画的に忍耐強く投資できる人
誰でも投資する前に計画を立てると思います。
例えば、積み立てNISAで投資信託を毎月1万円積み立てると計画するとします。
自分でそのように決めたのなら、変更することに納得できる理由がない限りは愚直に続けるべきです。
積み立てNISA での積み立ては何十年と続けていくものですので、たった1年やそこらでやめたり、商品を変更したりしていたのでは到底続けることはできないでしょう。
人間の意志は弱いものです。
しかし、自分の人生を良くするために始めた投資ですから、当初の計画通り忍耐強く投資を続けていくべきです。
私の意見ですが、積み立てNISA で最後まで積み立てできる人は一握りの人ではないかと思っています。
それだけに最後まで積み立てできた人は大きな成功を掴むでしょう。
投資家に向いている人の特徴④ー投資の勉強が好きな人
投資に限らず勉強好きな人は成功を掴むチャンスは、勉強しない人よりも多いはずです。
何も勉強しなくても投資で成功することは可能ですが、やはりある程度以上は自分の投資分野について勉強しておくべきでしょう。
勉強すればする程それに比例して投資も成功するとは限りませんが、勉強することは自分の資産を守るためには必要なことです。
あまりにも自分の直感頼りで投資を続けると思わぬ落とし穴にハマるかもしれません。
投資家に向いている人の特徴⑤ーギャンブル的な思考で投資する人
特に資金をあまり持っていない人にありがちですが、何の勝算もなく、自分の都合の良いように解釈して敢えて危険な投資行動を起こしてします。
投資における一発逆転や爆益を求めたギャンブル的な思考はどこかで破綻します。
よく爆益をあげていたインフルエンサーが、突如として行方不明になったりするパターンがありますが、その人はギャンブル思考脳になっていて投機的な行動を繰り返して破綻してしまった典型でしょう。
次に、投資家に向いていない人の特徴を5つ挙げてみます。
投資家に向いていない人の特徴ー5つ
①人の意見に流されたり、鵜呑みにしたりする人
②ギャンブル的な思考を持っている人
③生活するだけで精一杯の貯蓄しかない人
④儲かりだすと投資が大胆になる人
⑤ストレスがたまっている人
人の意見は、参考にはすれど鵜呑みにすべきではないです。その人が投資で成功しているからといってそのまま真似ても同じように成功するとは限りません。たまたまその人が運良く成功しただけかもしれませんし、これからもその投資が通用する保証は一切ありません。
ギャンブル的な思考は先に述べた通りです。
生活するだけで精一杯の経済状況の人は投資をするべきではないでしょう。そんな状況で投資しても辞めてしまうか、投機的な行動をするのがオチです。
儲かりだすと急に大きな資金を投資しだしたり、今まで手を出したことのないリスクの高い投資をしだすと危ないです。これは競馬やパチンコなどのギャンブルする人にも多い行動です。
ストレスが極度にたまっている人も投資は控えた方がいいです。冷静な判断力を失っている精神状態で投資しても良い結果が得られないように思います。
私も仕事でストレスが極度にたまってフラフラの精神状態の時がありましたが、そもそも投資そのものをしようとも思いませんでしたし、その時はFXなどの投資を少ししましたが、思考力ゼロ、勉強もしていないので全額没収されました(笑)。
投資をする前に、精神を健全な状態にするのが優先です。